新人大会結果

 11月4日から6日に行われた新人大会の結果を報告します。
11月4日(金)
 盛岡第一 2(25-19,25-15)0 一関工業
 この試合は、新人大会の緒戦ということもあって立ち上がりから硬さの見られるプレーが続出し、第一セットは中盤まで一進一退でしたが、徐々に調子を取り戻し、勝つことが出来ました。これでベスト16に進出し、2月に行われる選抜大会(通称春高)岩手県予選への出場権を獲得することが出来ました。
11月5日(土)
 まずは大船渡ポートサイド・地区予選に続き3回目の対戦となった盛岡中央高校さんとの対戦でした。本校のセッターが非常に緊張してしまい、練習したことの1/3くらいしか出せませんでした。これではとてもじゃないが勝つ事は難しいだろうと思っていましたが、スパイカー陣が良く我慢し、フォローをして何とか競り勝つことが出来ました。
 盛岡第一 2(26-28,25-21,25-17)1 盛岡中央
 その後、ベスト4をかけて大迫高校さんと対戦しました。セッターは開き直ってくれたのか、彼自身の出来としては120点くらいの内容でプレーをしてくれました。練習試合では分が悪かったので、勝つ事は難しいだろうと思っていましたが、
 盛岡第一 2(27-25,25-21)0 大迫
で勝たせてもらうことが出来ました。これで、来年度の高校総体の推薦出場と、今年度の岩手県6人制総合選手権大会への出場権を取ることができました。セッターだけではなく、全員がベストに近いパフォーマンスを見せてくれました。しかしながら、大迫高校さんは修学旅行から4日しかたっておらず、主力が練習不足且つ体調もベストではない状態(大迫高校さんの修学旅行は時差のあるところまで空を飛んでいくため、時差ボケ等もあったようです)だった様子でしたので、本当に「勝たせてもらった」といった内容だったと思います。
 また、この日行われた盛岡南―花巻東戦で、第一シードの盛岡南が0-2で敗れるということがありました。盛岡南高校さんは18年ぶりのベスト8だという話でした。
 11月6日(日)
 準決勝で不来方高校さんと対戦しました。第1セット序盤まで競りましたが中盤から徐々に引き離されていき14-25で先取されました。第2セットに入り、4-3の場面でスパイクを打ちに行った選手が着地のときにバランスを崩し、足首をひねってしまいました。すぐにタイムアウトを2回続けて取り、レフリータイムもお願いしましたが、見る見るうちに足首が腫れてきたため試合出場は無理と判断し、審判に告げたところで試合終了となりました。
 盛岡第一 0(14-25, 4-25)2 不来方
 本校は現在選手が6人しかおらず、一人でも出場不能な状態になるとルール上「不完全なチーム」ということになり、その時点で試合は棄権の扱いとなるのです。本人は試合に出たがっておりましたが、将来を考え、無理をさせないことを第一にしましたので、選手は悔いの残る結果だったのではないかと思います。しかし、彼らには選抜大会や高校総体があります。この思いを次の大会にぶつけてもらいたいと思います。また、少人数ながら、サボることなく練習を続け、幸運な面があったにせよ諸先輩方と肩を並べる第3位という成績の誇りを持ってほしいと思います。本当に選手たちは良くやってくれました。
 なお、優勝は不来方高校さん、準優勝は花巻東高校さん、3位水沢工業高校さん・盛岡第一高校という順位でした(男子)。各試合の結果は岩手県境界のホームページに掲載されると思いますのでそちらでご確認ください。

 これから、本校の生徒たちはもう一つの戦いである定期考査に向けて頑張らなければなりませんので、しばらく部活動は休みになります。「バレーだけ」といわれることの無い様、時間を有効に使い、勉強もしてほしいと思います。