高総体その4

応援顛末記

いざ会場へ8月2日 7時30分 はやてに和田(S58)と荒川(S58)と乗り込む。同じ車両にはハンドボールの応援に向かう不来方高校の川村校長(S42卒 元盛一野球部監督)も乗車。早速、勝利を期し、エビスビールの栓を開ける。
9時52分東京駅到着。直ちに、10時7分京葉線快速に乗車すると、丁度、高橋盛佳会長と合流。しばらくすると細川先輩も途中から乗車され、合流する。タイミングの良さを今日の試合で運の良さに繋げられればと想う。
山形在住の本間先輩(S48 旧姓洞口)から電話が入り、同じ会場の第1試合で山形代表の山形南が初戦を勝ったとのこと、また、一高の応援委員が既に会場に到着しており、周囲の注目を集めているとのこと。俄然、インターハイ応援の雰囲気が高まる。
10時51分蘇我で乗り換え。先乗りされた佐藤正志先輩(S53)の助言(会場周辺には店が無い!昼食買ってくるべし)に従い、キヨスク等で昼飯を確保する。和田だけは駅売りの豪華弁当を購入。
11時34分求名着。ホームで岡崎(H10)、高橋(H10)、熊谷(H10)と合流し、いざ会場の城西国際大学スポーツ文化センターに向かう。

試合に備える選手たち試合予定のCコートは、進行が大幅に遅れており、まだ第2試合が行われている途中。応援に向けて、ゆっくり腹ごしらえをする(とは言え暑いし、座る場所もないのでゆっくりとはいかず)。

試合会場にはOBが続々集まってくる。大橋(S31・埼玉在住)先輩と同期の方々6名、藤田(S34千葉在住)先輩、加賀(S36千葉在住)先輩、細川(S38埼玉在住)先輩。既に山形南の応援をされた本間先輩や前日に会場を下見された佐藤先輩(S53)、西田先輩(S53)、23年前の鹿児島インターハイのマネージャー横澤さん(旧姓土村S58)、東海林君(H2)の他、平成15~16年卒業メンバーの姿もある(事務局が確認できたのはここまで。その他の応援に駆けつけてくださったOBの皆様、「俺も応援に行ってたぞ!」の叱咤メールをお寄せ下さい)。

応援委員も7名全員が来場し、恐らく千葉在住の応援委員OBが準備した黒塗りの和太鼓が、応援の時を待っている。Cコートは3試合連続でフルセットの展開。第4試合開始予定の12時30分を1時間30分以上経過した。

恐らく千葉在住の応援委員OBが準備した黒塗りの和太鼓高らかに「ほら貝」が鳴り響

さあ、いよいよ予選グループ戦、伊勢工業(三重県)との対戦。
第1セット、加藤のサーブでスタート。相手の速攻をいきなり青沼がブロック。応援のボルテージも上がる。大会の雰囲気に呑まれることなく、キャプテン畠山らの安定したサーブカットから加藤、田頭らが着実に得点を重ね、一方、相手は、初の蛮カラ応援にも圧倒されたのか、ミスもあり、最後は青沼のAクイックで25-19でこのセットを取る。第2セットは相手も必死に頑張り、惜しくも22-25で取られる。いよいよ運命の第3セット。集中力を取り戻し、出だしからリード。最後まで気持ちが切れることなく、セッター畠も強気のトスワークに加え、ブロックでも頑張る。最後は畠山のスパイクが決まり、25-18でこのセットを取り、2-1で決勝トーナメント進出を決めた。

初舞台を勝利へ導いた新しい部旗インターハイでの勝利に応援団も大盛り上がり。あちこちで万歳や抱き合う姿が見られ、体育館の外に田中監督を引きずり出しての記念撮影を行った。3年生の応援委員7名はこの日の応援だけに駆けつけたくれたそうだが、選手にとっては実に心強かったことだろう(相手は嫌だったと想う)。本当にありがとう。

勝利の余韻に浸ったまま、OBの面々は16時21分発の電車で求名駅を後にする。

18時から「旬・さがみ」ニュー・トーキョー東京駅店で白堊バレーボール会開催。高橋会長、藤田先輩、細川先輩、佐藤先輩、西田先輩、和田君、荒川君、中南、櫻田の他、塚本君(S57)、府金君(S58)、塩谷君(S58)も集まってくれた。19時25分頃、監督から明日の相手が北海道代表「とわの森三愛」とわかり、また、東北高校コーチの高橋宗(S58)から「力を出し切れば勝てる相手だ!」との激励電話が入り、今回の勝利と明日の健闘を肴に大いに盛り上がった(会終了21時30分)。なお、一部のメンバーはすぐ近く(歩いて10歩)の店「庄屋」で二次会を行い、更に盛り上がった。池袋方面でも平成グループのプチ白堊バレーボール会が開催されたとの噂あり。

初戦勝利に盛り上がる応援団監督を連れ出しての記念撮影

8月3日 9時30分試合開始なのに、東京駅で快速に乗ったのが8時丁度。9時20分着大網駅でただちにタクシーを拾い、9時40分にようやく会場入りする。
既に北海道代表「とわの森三愛」との第1セットが始まっていて、15-16でリードを許している。その後、ジリジリと引き離され、20-25で奪われる。第2セットも接戦の展開だが、青沼のブロック、加藤のスパイクで20-18とリード。一度は追いつかれるものの、畠山のスパイク、相手のスパイクミスなどでリードを奪い、最後は加藤のスパイクが決まり25-23で取る。第3セットは序盤から相手がリード。加藤、畠山のスパイクで追いすがるが、相手の高い打点の速攻を止められず、20-25で取られ、盛岡一高のインターハイは終わった。

最後まで、夢と感動を与えてくれた、監督、選手、マネージャーに心から、「有り難う。お疲れさま。」を言いたい。