インターハイ報告

 本日、千葉から盛岡に帰ってまいりました。
 試合の結果についてはトップページのほうにも掲載していただいておりますが、
 予選グループ戦
 盛岡第一 2(25-19,22-25,25-18)1 伊勢工業(三重県代表)
 決勝トーナメント
 盛岡第一 1(20-25,25-23,20-25)2 とわの森三愛(北海道第一代表)
 という内容でした。
 試合の内容に関しては、まだまだ成長過程の選手たちですので、技術・戦術的には未熟な部分があるものの、精神的な面では全国大会初出場にもかかわらず臆せずにプレーができていたのではないかと思います。決勝トーナメント1回戦も、敗れはしたものの、彼らのベストに近いパフォーマンスが見られ、内容のあるインターハイだったのではないかと思います。
 私個人の感想としては、何よりもほっとしているのが、平成4年から続く予選グループ戦突破を終わらせることなく大会を終えられたことです。岩手県全体のことを考えると、平成になってから初めて盛岡南・不来方以外のチームが代表になっても、予選を突破することが出来たことによって、県のレベルが後退したわけではなく、むしろ底上げされていると捉えられれば、なおいっそう今後の指導を熱心にしていけるように感じられました。
 1,2年生はこれで終わりではなく、むしろ此処からのスタートですが、県内の強豪校に比べ、チームの立ち上げが2ヶ月近く遅れています。今回のインターハイで経験したことを糧とし、新しい盛岡第一のバレーを創造していけるように頑張ってもらいたいと思っています。
 また、3年生はこれで高校でのバレーボール競技は終了となりますが、バレーボール人生が終わったわけではありません。大学の体育会だけでなく、サークルでも、一般のクラブチームでも良いので、バレーボールにたずさわっていってほしいと思います。
 最後に、千葉まで応援に来てくれた保護者の方々、バレー部のOBの方々、盛岡一高応援団の面々、応援してくださったバレーボール関係者の皆様、盛岡一高の教職員・生徒の皆様、いろいろな方の支援や応援のおかげで、インターハイに出場でき、1勝を挙げることが出来たと思っております。私、生徒共々、今後ともひたむきにバレーボールに取り組んでいきたいと思いますので、一層の応援をよろしくお願いいたします。
 なお、新チームの予定は、8月6,7日に高体連盛岡地区の合同練習会、9日から11日に宮城県の白石工業高校で練習試合、12日に福岡高校で練習試合を予定しております。