白堊バレ-ボ-ル通信(抜粋)1999.12.01

白堊会新役員
府金会長から高橋(37卒)らにバトンタッチ


役員退任にあたって

前会長 府金 宏成

このたび白堊バレーボール会会長を退任するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。昭和34年 1月第1回総会において、長岡重雄会長・小田島実副会長と共に副会長に選任され24年後の昭和58年
1月第25回総会で、長岡重雄会長・小田島実副会長辞任の後を受けて会長に選任され、今年まで通算40年間、会の運営に当たってきました。会長に選任されてからは、本宮宏、伊藤隆夫両副会長の協力をいただいてきたことは、ご承知の通りでありますが、平成11年1月第41回総会の議事終了後、次のような理由から辞意を表明し、再度にわたる臨時役員会を経て、高橋盛佳会長、小笠原義文・及川忠人両副会長のスタッフと交代することになりました。


<退任を申し出た理由>

  1. 昨10年、満70歳を迎えていわゆる老人の域に達したこと。
  2. 11年4月をもって現勤務先(岩手県競馬組合)を退職となる見込みであること。
  3. 3.上記1.2.により、本籍地(沼宮内)に蟄居の公算が大きいこと。
  4. 4.11年8月から岩手インターハイも確定し、現役チームのなお一層の活躍を期待かつ応援すべき時期であることから、この際、新進気鋭の若手役員によって会の活動を充実することが肝要との認識に至ったこと。(41回総会の辞意表明の際、本宮副会長からも辞意の表明があり、伊藤副会長からも了承をえて同時に退任することとなった。)

<臨時役員会の経緯>

※平成11年2月7日及び14日、何れも「こずかた会館」に於いて

1.2月7日 参会者6名(金田一威、本宮宏、高橋保元、松本一郎、伊藤隆夫、府金宏成)現スタッフ退任の了承と後任スタッフの選考について協議

1現スタッフ退任は了承することとし、実際の交替は後任者の決定後、両者の日程を調整のうえ行うこと。

2後任会長は、

  • ア インターハイ出場経験者とすること。
  • イ 会の歴史、会員の動向等を周知していること。
  • ウ 高体連、県協会等関係団体に対しても影響力を持ち、会の存在をアピールし得るものであること。

の三点を主条件として選考を進めた結果、

  • ア 昭和36年度福島インターハイ出場メンバーであること。
  • イ 平成3年7月発刊の「白堊バレーボール50年史」刊行にあたり、編集委員長として当初の回想座談会の録音から、盛岡中学の『校友会雑誌』、盛岡一高『創造』『白堊』による資料と、卒業アルバムからの写真の収集や、最終の編集、発注まで担当して会の歴史、会員の動向等を周知していること。
  • ウ 歴任した各高校における部の顧問活動と、高教組役員としての期間も長く、それぞれ関係団体に対する知名度も高い。 よって、上記の条件を満たしていることから、高橋盛佳君を推挙し、全員協議の上了承した。また、副会長として小笠原義文、及川忠人両君を推挙し、協議の結果後任のスタッフを了承した。

2.2月14日 参会者は、金田一威、本宮宏、高橋保元、松本一郎、伊藤隆夫、高橋盛佳、及川忠人及び府金宏成の8名。小笠原義文は所要欠席。(役職名、敬称略)
12月7日の協議内容を高橋盛佳、及川忠人両君に説明して、それぞれ就任の了承を得た。


副会長、会長歴任中は役員各位並びに会員諸兄の絶大なご協力により、大過なく40年を過ごさせて頂き、感謝に堪えません。振り返ってみますと、折々に力の足りなかったことのみ思い起こされ、内心忸怩たるものがあります。今後は、新会長のもと、スタッフ、事務局、会員
一丸となって、ますます白堊バレーボール会の活動の成果をあげられますよう祈念してご挨拶といたします。