初めて書き込みします。4月から、天下の盛岡第一高等学校での勤務となり、伝統ある男子バレーボール部の監督となりました佐々木幸浩と申します。約2ヶ月が過ぎましたが、未だにバタバタしている状態で、このブログにも書き込みをしなければと思いつつも、今日まで手付かずでした・・・すみません。まず、先日の高総体の結果報告と感想を私なりに書いてみようと思います。
6月1日に、江刺西体育館で行われました初戦の大迫高校戦。結果は、
盛岡一 0(22-25、23-25)2 大迫
で、初戦敗退という結果に終わりました。負けは全て監督の責任です。私の力が至らなかったという一言に尽きると思います。OBの皆様をはじめ、父母の方々や関係者の方々には本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
内容に関しては、1セット目の中盤まで本当にこちらの狙い通りにゲームを展開することができました。組合せが決まった時点から、対大迫の戦い方を選手とともに練り上げ、その戦術通りに試合を展開することができたことは、選手達の力を評価したいと思います。ただ、唯一憶測を誤ったのが、選手の精神的な「ゆとり」の面でした。「前半から中盤にかけてこっちがリードを保てれば、相手は徐々に焦ってくるはず」それゆえ「始めに相手エースをブロックで抑え、一気に流れに乗る事が大事」と選手にも話していました。ただ、思い通りの展開でも一高の選手には点差ほどの精神的余裕がみられない状況。一方、大迫の選手は点差以上に気持ちに余裕があったような気がします。これを「キャリア」の差、とは簡単に言いたくはないのですが・・・。1セットめの終盤は、21-21と追いつかれたところでタイムを取り、もう一度仕切りなおしというの矢先に、前衛の選手同士のアウトオブポジション。その後は一気に押し切られました。2セット目前半から中盤にかけては、1セット目の最後を明らかに引きずっている状態でプレーしていました。が、中盤から終盤にかけては点差を徐々に跳ね返し、23-23という状況に持っていってくれました。ここも、以前の選手達であれば一気に持っていかれたところなのでしょうが、成長した証拠だと思いますし、3年生の2人がとにかく身を持って引っ張ってくれたことが大きかったと思います。最後こそ、自分達のミスで幕を引いた感じがしますが、選手達は本当に良くやってくれたと思います。
今後は、来週の前期中間考査を挟み、25・26日と県営体育館にて行われる県民体の地区予選に挑みます。テスト週間で、練習時間が取れませんが、県大会に出て高総体の借りを返したいと思います。3年生3名(選手2名とマネ)も残って戦ってくれるとの事なので、下級生も心強いと思います。兎に角、今後の盛岡一高バレー部は、チーム一丸となって「明るく元気」をモットーにいきますので、今後ともよろしくお願い致します。